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「AI搭載型選別設備の運用事例」について日本粉体工業技術協会リサイクル技術分科会にて講演を行いました

2020年12月23日に行われた一般社団法人日本粉体工業技術協会リサイクル技術分科会主催の「AI、IoTによるリサイクル技術の高度化」をテーマとしたWEB講演会に、弊社のエンジニアリング部長である早川昌希が、リサイクルや廃棄物処理の現場においてAI技術を実際に応用し運用している事例を中心に講演を行いました。


(講演中の様子)

日本粉体工業技術協会は、粉体に関する鉱工業技術の開発及び普及を通じて粉体関連工業の発展を図り、経済の健全な発展と国民生活の向上に寄与することを目的とした一般社団法人です。リサイクル技術分科会は同法人の21ある分科会のひとつとして、これまでに二次電池やレアメタルのリサイクルに関する粉体技術の検討をしており、今後の「資源循環」と「創エネルギー」を中心にリサイクル技術がどう関わっていけるのか、どのようなビジネスチャンスがあるのかを調査、発信しています。

AI搭載型選別設備について
AI搭載型選別設備は、色彩・形状識別カメラと金属センサーを搭載し、対象物の形の特徴・大きさ・色の特徴をプログラム設定し対象物を認識させることで、近赤外線では見えない異物(金属、非鉄金属、石等)を投入材料中から瞬時に検出、除去を行う機能にAIの学習機能を加えた設備です。
弊社では、磁力選別後のミックスメタル(銅、アルミ、ステンレス等)の選別で使用し、主に廃家電・自動車破砕物からの有用金属の単一抽出を行っています。


(AI選別設備フローについて講演資料より抜粋)

AI搭載型選別設備を導入するメリット
AI搭載型のメリットは大きくは2点あり、1点目はAI学習量の多さから従来よりも高精度な識別が可能となったこと、2点目は導入時・対象物追加時に必要とした専門技術者(メーカー)によるプログラム設定が不要となったことで、自社で多くの選別パターンを検証し最適なプログラム設定をすることが可能となったことです。
これらにより、運用開始から従来の方法では選別が困難であったミックスメタルの選別において有用金属の単一抽出の精度が向上しています。一方で投入する対象物の形状・重さ・色の関係で精度が上がらないものもある為、選別設備の特性に合った品物(対象物)を投入する必要があるという課題もあり、現在は最適化条件の抽出による精度向上に取り組んでいます。

より資源を循環させるために技術の高度化をはかる
現在、中国等の環境規制により輸入制限が強化されています。これにより廃プラスチック等の滞留が生じ、国内におけるサーキュラーエコノミーの進展に合わせて、ますます国内での資源循環の必要性が高まっています。
当グループでは、従来の破砕選別技術にAI等の最新技術を取り入れる研究を進め、リサイクル率の向上やオートメーション化等の資源を循環させるための技術の高度化をはかり、サーキュラーエコノミーへの転換時代においても、真に必要とされる企業を目指していきます。

お問い合わせ先
≪リサイクル関連のお問合せ≫
株式会社エコネコル 営業部
https://www.econecol.co.jp/inquiry/

≪その他のお問合せ≫
株式会社エンビプロ・ホールディングス 経営企画部
https://www.envipro.jp/inquiry/

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