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代表挨拶

現在の㈱エコネコルの前身である佐野マルカ商店は1950年の創業以来金属スクラップを中心に集荷・加工・販売を行い現在の基礎を築いて参りました。

1990年代に入り日本国内で発生する鉄スクラップは供給が需要を上回り、荷余りによる鉄クラップの輸出が本格的に始まり、弊社では1992年に貿易部を設立して鉄スクラップを海外に直接販売する事で日本全国を集荷エリアと捉え、取扱数量を伸ばして参りました。

2020年7月には㈱エコネコルの貿易部門を分社化し、新たに㈱NEWSCONを設立しました。

今後、㈱NEWSCONは貿易専門商社としての機能を拡大してグループ会社の中核企業となり、更なる発展に努めてまいります。

一方、工場部門では1996年に将来発生する老廃スクラップの増加を視野に大型破砕機(シュレッダー)の設置を行いました。

鉄・非鉄・ダストが混在する破砕後の材料を効率的に選別することが大きな課題となりましたが、その技術開発に積極的に取り組んだ結果、物理選別を得意とする現在のエコネコルのビジネスモデルが形成されました。

この技術は農業や鉱山等の異業種で用いられている物理的な選別方法の組み合わせです。

また、現在は既存の選別技術に加え、光学カメラを使用したカラー選別・形状選別・金属センサー選別等を併用して更に選別精度を高め、レアメタル・貴金属の回収も行っています。

今後は生産性の向上と作業環境の改善を目標として選別ラインの自動化、ロボットを使用する無人化を推進します。

持株会社の㈱エンビプロ・ホールディングスでは2018年7月にRE100(再生可能エネルギー100%)に加盟し、2030年までに事業活動で消費する電力を100%再生可能エネルギーに変更する為の取り組みを進めています。

弊社グループのサステナビリティ戦略の目標である「社会の持続可能性と自社の持続可能性を同時に達成する」ことを念頭に資源循環事業の一翼を担い努力を惜しまず邁進して参ります。

代表取締役社長 佐野文勝